平成28年度 吉川自治会地域防災訓練


地震が治まったら、安全を確保しながら、指定された防災倉庫に参集。吉川自治会には6箇所の防災倉庫と自治会会館横に自主防災本部倉庫が設置。

ここで、各隣組長さんは隣組世帯の点呼。特に重要なのは、避難されていないみなさんの把握。訓練時は参加されていないみなさんの把握。

吉川自治会独自の一次避難地を指定してあるので、必要資機材をリヤカーに積込み、危険箇所等に気を付けながら、安全に避難地に向かう。

リヤカーには発電機1機、簡易組立トイレ1基、投光器2機、電源ドラムケーブル1ケが基本的に積み込まれていますが、その他、必要だと考えられる物を住民の意思で積み込む。

避難地である会場に6つの防災倉庫から、昨年よりも約80人多い約500人の住民が参集。特に中高生が約70人も参加。実際に発災してしまった時は、若い力を発揮してくれるでしょう。

各防災倉庫の担当隣組世帯のテントと簡易トイレの組立がスタート。男女問わず、みなさんが自ら手を出すのが大切。

テントの組立は一度覚えてしまえば割と簡単ですが、骨を組むときに指を挟んでケガをすることがあるので、手袋は必須備品。

簡易トイレの組立が終わったら、しっかりと男女別の貼り紙、出入口を裏側に指定。

臨時救護所テントでは、市民トリアージの体験。まずは市民トリアージの説明を受ける。

ケガの症状タグを付けた自主防災指導員や自治会役員が仮想のケガ人となって、救護所に担架で運ばれ、トリアージ表を見ながら、タグを付ける訓練。この方は赤タグが付いています。

今年度の防災訓練は、例年と内容を大幅に変更して実施しました。参加していただいた自治会のみなさん、大変お疲れ様でした。

第一に「実際に発災したら…」を考え、住民のみなさん(各隣組や各防災倉庫グループ)でコミュニケーションを取りながら住民の自らの力で乗り越えることが大切です。

今回の訓練にあたって準備したことは、訓練に必要な備品、訓練内容の大まかな説明、細かい事は説明してありません。

あとは住民のみなさんに考えていただきました。そんな中、大変すばらしいことがありました。例えば、救護所内のケガ人用のマットの準備や簡易トイレの出入口の向きなど特にお願いや説明はしてありません。トイレの出入口の向きは女性に配慮するという考えであり、マットの準備については、防災倉庫で「これは使える」と考えた方がいらしたのでしょう。

地震は日常生活で起こります。例えば、「明日、防災訓練があるから準備しなきゃ」ではなく、普段の生活から一つひとつ必要品や心を備えていけば良いのではないでしょうか。

地域防災訓練は必ず日曜日に行われます。実際の発災が平日昼間だったら…、と考えると、避難地の設置運営に正解はないと考えています。そのときの状況に応じて臨機応変に対応する力が必要かと思います。

最後に、今回の訓練で課題や問題点が多数あぶり出たことについて、住民のみなさんに感謝いたします。

本当にありがとうございました。